セミナー, トピックス

第135回JFMAアフタヌーンセミナー

2019 年 7 月 25 日 木曜日

第135回JFMAアフタヌーンセミナーが2019年7月9日法政大学新一口坂校舎で開催されました。
■タイトル「JFMA欧州研修ツアー報告会 」
■日    時 :2019年7月9日(火) 14:00-15:00
■講演内容 :①オランダ・UK お花屋さん事情
スピーカー:竹内 なつ紀さん(株式会社花恋人 関東エリアマネージャー)
②ヨーロッパの花のサスティナブル
スピーカー:松島 義幸氏(MPSジャパン株式会社 代表取締役社長)
③オランダ・UKJFMA研修ツアー総括
スピーカー :小川孔輔氏(法政大学大学院教授 JFMA会長)
■ JFMAニュース掲載号:2019年7月20日号

■オランダ・イギリスのお花屋さん事情
ガーデンセンターは、ライフスタイルの総合提案
・センター内には鉢物や苗、観葉植物だけでなく、ガーデニング用品、資材、そして家具やインテリア雑貨など幅広く品ぞろえ。
・ガーデンセンター入り口すぐにお花屋さんが併設。
・切り花はバラ、ガーベラ、ひまわり、芍薬、SPマム、トルコキキョウ、ユリなど定番の物がほとんど。
・スタッフは1名。ラッピング資材も置いてある。自宅用とギフト用どちらも提案。
青山フラワーマーケットLONDON
・超高級デパートSelfridges1階
・他の高級花店に負けないクオリティ。
・キッチンブーケ(9£:1350円)、グラスブーケ(6£:900円)、ダイニングテーブルブーケ(15£:2250円)
■ヨーロッパの花のサスティナブル
オランダの農業
*安価な天然ガス ⇒ 発電、暖房、炭酸ガスで発展
*持続可能な農業への転換 ⇒ FSI2020対応
化石燃料の使用の停止、地熱暖房、廃熱利用、風力・太陽光発電への変換
*労働力不足 ⇒ 徹底的な機械化・自動化
*周年栽培に移行(LED、高圧ナトリウムランプ)
・訪問地:胡蝶蘭生産 VAN DEL HOORN ORCHIDS
~天然ガスを使わずヒートポンプを使用。値段は高くとも太陽光、風力、地熱発電の電力を使用。
・訪問地:種苗会社 ROYAL VAN ZANTEN
(キク、アルストロメリア、チューリップ、スターチス)
~育種で特に力を入れているのは「耐病性」、生産者が農薬を使う量を減らせる環境対応。
2020年以降日本の花は購入できなくなる?
*日本は日持ちだけ。日持ちは重要だが、環境も重要。日持ちの認証だけでは輸出は難しくなる。日持ち、JAS認証は機能しない。
~日本は小規模経営、高齢化などで難しい面がある。一方、ケニア、コロンビア、エクアドルの生産者はデータ中心の透明性を示す運営モデルに移行してきている。
~今後は、「ケニアのバラ」ではなく「●●農場のバラ」と表現され選ばれるだろう。
*日本政府はOECDのガイドラインに署名し、国連の「責任ある企業行動:行動規範」を遵守する立場にある。日本政府のリスクになる。
注:日本のMPS-GAP(2018年秋導入、国際認証・審査員海外のため割高)、またフェアトレード、有機の花もあるが、いずれもまだほとんど普及していない。MPSは国際認証のため、「世界」に分類。

 

詳細はJFMAニュース7月号に掲載


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