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2016年国際セミナーご報告

2016 年 6 月 27 日 月曜日

今年は法政大学との共催で国際セミナーを開催。128名の参加者が全国より会場に集まった。今回は花の品質管理向上に着目。オランダよりゲストをお招きし、最新の日持ち性向上の技術のご講演いただきました。

即!役立つ花き日持ち性向上対策の最新技術とは?
~切り花、鉢物の品質管理の先端技術をオランダのプロに学ぶ!~

日程:2016年6月21日(火)
会場:法政大学 ボアソナードタワー スカイホール26F
時間:13:00~17:20 (懇親会 17:30~19:00)
参加費: 無料 (情報交換会 5000円)

共催:法政大学イノベーションマネジメント研究センター
協力:MPSジャパン株式会社

講演Ⅰ「お花屋さんに必要な花きの品質管理」 株式会社 花佳 代表取締役 薄木 健友

私は普通の花屋です。一般の花屋のレベルで、当店ではどんな品質管理やっているのかというのを紹介ます。

日本の花産業は遅れているのか?を問いたい。ぼくは元々家電を売っていた。そうゆう意味でも、他業界と比較しても遅れている。日本の花産業は知識と技術力はりますでも、実行ない!それが一番問題。小売店で行ったアンケートをご紹介(MPS実施します。お花屋さんで使っている桶はどうやって洗う?スポンジ52%、たわし37%たわしだと桶に傷が付きバクテリアが増える。そうゆう基本を知らない。洗剤の使用だけ72%、洗剤20%。これはお花屋さんのデータだが、産地でも同じ。これが現状です

花がどうなったら売り場から花を下げるか?の問い。意外と多い答えが2日持たないと思ったら」「花がだめになったら

業界の衰退は、期待の裏切りが原因。

講演「即!役立つ切り花品質管理の先端技術」 クリザール・ジャパン ㈱取締役副会長 海下 展也

切り花の花後の問題

のバランス  切り口に分泌物が出る/バクテリアがつく/空気が入る

ホルモンバランス 花は、切られると子孫を残さないという本能が働くため、老化ホルモンが出始める⇒枯れ始めるのでこれを抑えなくてはいけない。

栄養バランス 糖がなくなるので花を咲かす力が無くなる。⇒これを補給しなくてはいけない

◆衛生管理

水、栄養、ホルモンをあげたとしても、場所が汚ければ生きづらい。衛生管理は?

バケツ、道具、作業場は汚れやすい。

有機物(葉っぱなど)除去する

・毎日最低1回の清掃

・毎日最低1回の除菌

・バケツや机の乾燥 使うまでは乾かして

◆コールドチェーンの重要性

最近分かってきたことは、花は眠らせることができる。コールドチェーンや冷たい水での輸送が実験されている。コールドチェーンについて。温度・湿度を測ってみると、コールドチェーンできていないことが分かる。世界で、花の冷蔵コンテナ輸送が行われ始めている予冷のグラフ。バラ。予冷をしたものの方がもつが、さらに消費者が切花栄養剤を使うととても持つ。カーネーション。予冷をすると水だけでも持つが、栄養剤が加わるとさらに持つ。

講演「即!役立つ鉢物の品質管理の実際」

クリザール・オランダ本社Josien van Spingelen

鉢物は、クリザールにとって比較的新しい分野。切花では名前が知れているが、鉢物はここ数年の話鉢物の廃棄を減らし、利益を確保したいということで取り組んでいます。

花の収穫後の処理は、それぞれのステージでやらなくてはならないことがいます

まず大切なのは、収穫後の処理は切花と鉢物では違うということです。切花は切られているので何かをしなければ間違いなく枯れるが、鉢物はまだ土がついているので何かをすることでさらに良くなることを意味しま鉢物では土に何かを与えることで効果出すことがわかってきています切花に関しては低温が必要。の状態で運ぶことで花持ちを良くする。しかし、鉢物どうすべきなのでしょうか。

◆収穫後の処理

まず最初花が産地から出発。その段階でのクオリティー一番高いですしかし花の品質は輸送、保管、小売でのそれぞれでの扱い方、経過時間環境で、どうなるかが決まります。まずは輸送環境に慣れさせ、品質が下がるのを止めなくてはいけません。

植物が育つ最適条件、「圃場条件最適とすると、輸送条件は最適でありません。水やりも十分ありません。温度、湿度、ケア不可欠です。そして売り場に行っても不適切な場所に置かれてしまうと劣化は防げません。

例えば、エチレンや乾燥に当たるとカンパニュラなどは、すぐに弱ってします。また光不足でゼラニウム(写真右)などは葉が黄化してしまいます。

お店での花鉢のディスプレイが魅力的ではないと、販売が行き詰まり結果、破棄処分が増え、利益が低下します品質の低下は、販売機会ロスとなり売上(利益)に影響します

続きはJFMAニュース6月号に掲載


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