2020年9月8日(火)第141回アフタヌーンセミナーがオンラインで開催されました。スピーカーは昨年9月10月に台風被害を受けた青木園芸の青木社長。どのように復活したのかお話を伺いました。
「気候変動の今をどう乗り越えるか」
~花生産者の挑戦 青木良平氏 (有限会社青木園芸・代表取締役)
青木園芸の紹介:千葉県南房総市で生産
・東京から車で90分 好アクセス
・温暖な気候を生かして花き生産が多い
・元気な後継者が多い
・周囲が山々で囲まれ台風被害が少ない
作っている花
・ハイドランジア
・ホワイトレース
・ゼラニウム
・ラナンキュラス
など他
令和元年房総半島台風
【被害状況】:全体の54%(約4000坪)が被害。多くがパイプハウスだった。大木がなぎ倒され、道路が寸断されていた。また地元消防団の団長だったため、被災後1週間は消防団の仕事。断水、停電で、水やりができず、球根を冷やすための冷蔵庫もストップ。ほとんどの球根が腐っていた。被害総額は、4カ月昨対比60%という結果。
定期納品が再開できたのは停電解消後の約2週間後から。出荷自体は物流が動いていたので一度も止めることはなかった。直後は台風被害を想定して台風前に採花していたものを出荷し、その後は唯一前処理が出来たカラーをセリ品として出荷していました。
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