セミナー報告
第45回モーニングセミナー「IFEX2006総括」 ~ 今年の花業界の動向~
第45回モーニングセミナー「IFEX2006総括」として、花業界のそれぞれの立場から見た今年の動向と今後の見通しについてお話していただきました。
㈱ミヨシ 量販部部長 大泉 敬士 氏
出展2度目となる今回は、新規顧客ではなく、既存顧客にターゲットを絞った。即納商品と春商品に分けて出展し、春商品の仮商談の場ととらえた。IFEXは、大手顧客や各社管理職の来場があり、商談以外の話や今後の展望を話せる良い機会となる。また出展企業の方とも商談を含め、交流するチャンスを得た。会場が広く、顧客対応が不十分であったのは反省点。次年度は反省点の改善と共に、新発表できる商品、企画をリリースしたい。
(有)角田ナーセリー 専務取締役 角田 ミサ子
生産者の立場から今年は展示することに主眼を置いた。園芸バブルがはじけ、生産者は種苗と小売の間で難しい立場にある。表現する場所が市場か問屋しかなく、その機能が進化しない限り表現する場を失う。FEXに生産者が多かったのは答えを見つけるためであろうか。 バイヤーからの「面白みのある新商品が少ない」など貴重な意見を受け止めた。IFEXがアジアのIPMになるなら顧客を誘い込める方法を考えていきたい。
㈱グリーンウィングスジャパン 代表取締役社長 J.P.ウルヴェ氏
IFEXを顧客と出展者の総合理解場と捕らえる。G.W.にとっては自社がどのポジションにいるかが明確になり、ブランドイメージの醸成ができる。BtoB の ビジネスに於いてIFEXは海外からの企業を含め自社の説明ができるチャンス。ビジネスパートナーへの波及を期待する。400件のコンタクトがあったが成功かどうかは未だ判らない。5~10年後の将来を知り、将来への投資と考える。新商品の発売に心がける。
キリンアグリバイオ㈱ マーケティング部部長 島谷 浩 氏
ブースのイメージを一つのブランディングと考え、新星キリンの目指す方向性を打ち出し、経営理念を表現しながらどこまで来場者を楽しませる展示ができるかを考えた。基本は「種苗」を守りながら、どんなマーケティングができるか、生産者の展示もしながらキリンなりの品種の楽しみ方のゾーンを造った。ブライダルでのニュアンスカラー、クラシカルなコンセプトのウィンドウ他それぞれのキリンの楽しみ方を提案した。 今後のIFEXは、Hortifairのように生産者向けオンリーから流通・小売に向けた情報発信の場にシフトしていくべきと考える。
㈱東日本板橋花き 常務取締役 清水 克俊 氏
特徴ある商品と産地をと考え、トルコキキョウ、JA静岡の光るバラ、ポンポンガーベラを展示。買参権、ロットの問題があり、市場の立場での商談は難しい。新規顧客であれば市場に呼んだ方が良い。誰にどうアピールするかが課題。自由が丘フラワーズ他、10社の仲卸と連携して商談を進めた。IFEXは商談の場というよりも花の宣伝にシフトした方が良いのではないか。末端の消費者にアピールするIFEXになってほしい。
リードエグジビションジャパン㈱ 土居 史和 氏
出展者数:313社(04)⇒462社(05)⇒619社(06)⇒850社(07年見込) 入場者数:20,383名(04)⇒22,504名(05)⇒24,016名(06)⇒30,000名(07年見込)
海外出展社:74社(04)⇒130社(05)⇒165社(06)。 年1回花業界のトップが集る場として、VIPレセプションパーティーには700名の参加があり、名実ともにアジアの代表となる国際展示会になった。

