セミナー報告
2006年6月 国際セミナー 参加者の目から見たMPS
参加者の目から見たMPS
今回の国際セミナーでは、JFMA小川会長、福井顧問の講演と共に、実際にMPSを導入しているオランダの花き生産、流通業界からのゲストの講演、さらに、日本の生産、流通業界関係者を交えてパネルディスカッションを行いました。
116名の方にお越しいただき、参加者の方々から熱のこもった質問、ご意見を頂戴しました。またスペシャルゲストとして来日したテオ・デグルートオランダMPS取締役と小川会長とのプレゼント交換も行われました。セミナー後の懇親会ではゲストスピーカーと参加者が和やかに歓談する姿があちこちで見られました。
セミナー内容
| 講演 | |
| 1.日本におけるMPSの事業展開 | 小川孔輔氏 法政大学経営大学院教授 JFMA会長 |
| 2.MPS認証を受けるメリットについて | 福井博一氏 岐阜大学応用生物科学部教授 |
| 3.花き生産におけるMPS ~ MPSのメリットとヨーロッパにおける普及~ |
マティウス・ボデーホン (Mr.Mattijs Bodegom) アンスリウムの市場開発担当 |
| 4.花き流通におけるMPS ~流通認証 と鮮度保障 ~ |
マールテン・ムアマン (Mr.Maartien Moerman) インターグリーン株式会社 品質部門マネージャー |
| パネルディスカッション花を作る・売る現場でのMPS | |
| コーディネーター | 福井博一氏 |
| パネリスト | 宍戸 純氏 (株)大田花き 商品開発室長 大西 豊氏 (有セントラルローズ 代表取締役社長 マティウス・ボデーホン氏 マーティン・ムーアマン氏 テオ・デグルート(Mr.Th. de Groot)氏 |
講演・パネルディスカッション概略 セミナー内容
1.日本でのMPSの事業展開
小川孔輔氏 法政大学経営大学院教授 JFMA会長
MPSの導入は花き需要の停滞、輸入切花の需要増といった日本の花き業界の現状に対する対応策として必要であり、さらに「花きの環境、安全のブランド化」という新たなメリットをもたらす。
2.MPS認証を 受けるメリット
福井博一氏 岐阜大学応用生物科学部教授
日本での国内市場の強化は日本市場の国際化にもつながる。その為にMPSシステムの導入が役立つ。生産、流通業界が共に評価すれば花き生産者の意識向上、生産、経営の合理化も可能。
3.MPSのメリットとヨーロッパでの普及
マティウス・ボデーホン (Mr.Mattijs Bodegom)アンスリウムの市場開発担当
生産業における最高ランクのMPS認証の取得は市場の要求に合致することであり、企業のシステム、従業員のレベル向上につながった。MPS取得のコストは、逆に新たな投資であった。
4.流通認証 と鮮 度保障
マールテン・ムアマン(Mr.Maartien Moerman)インターグリーン株式会社 品質部門マネージャー
消費者は花に対し、安全、適正な労働環境、品質を当然のこととして求めている。ヨーロッパでは花は利益率が高く、イメージの良い商品であり、このイメージを守るためにMPSの流通認証のシステムが必要であった。
5.パネルディスカッション花を作る・売る現場でのMPS
オランダで、MPSはまず市場の中で認められ、生産、流通の団体が加わってサポートしていった経緯がある。環境にやさしいもの、品質のよいものが売れていく環境が内部から発生していった。日本のフィーリングをくみ上げ、日本のアイデンティティを認識して日本のシステムを作 って欲しい。業界全体で推し進めればきっと可能でメリットもあるはず。

