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小川先生のコラム

9月 メディアの力:好調な出足 MPSフローラルマーケティング株式会社

コラム8月

8月24日付けの『朝日新聞 夕刊』の一面に、MPS(花き産業総合認証プログラム)に関連した記事が大々的に掲載された。庄司記者の署名入りの記事で、わたしたちJFMAが推進している花の環境認証プログラムを日本に導入するために、新会社(MPSフローラルマーケティング株式会社)が設立されたことが、一面5段抜きで報道されている。 「花も環境対応?」という記事は、リード文がつぎのようにはじまっていた。

エコフラワーいかが――。化学肥料や農薬をあまり使わず、排水の管理もきちんとしている栽培方法で育てられた花を、「環境にやさしい花」としてロゴマークをつける認証制度が、9月からスタートする。売れ筋の切り花であるバラ、カーネーション、キクが、中国や韓国などから安く大量に輸入され、国内産にとって「脅威」になっている背景がある。消費者にとっては、「安全・安心」を買うとともに環境保全に参加できる仕組みだ(朝日新聞、2006年8月24日夕刊一面)。

ありがたいことに、続いて9月13日には、『読売新聞 朝刊』(全国版)が生活欄で消費者の視点から「花の環境認証プログラム」をとりあげてくれた。その直前には、『日本農業新聞』(9月1日)が一面で、『花卉園芸新聞』も9月15日に詳細にMPSフローラルマーケティング(株)の動きを大々的に取り上げてくれている。

メディアの力は偉大である。とくに朝日新聞(関東・中部地区は一面、関西地区は社会面)の夕刊に記事が掲載されてからは、全国の有力な個人生産者や各都道府県(農水部など)、花き農協・花き部会からJFMA本部に頻繁に取り合わせや資料請求の電話が来ている。9月1日には、新会社のMPSフローラルマーケティング(ジャパン・マーク並記)が正式に認証の受付を始めたので、入会を申し込んだ個人生産者もすでに数名いる。さすがに、共選共販の大規模花き農協は、組織決定が必要である。大挙して正規に入会するまでには少し時間がかかりそうではある。

なお、MPSに関心を寄せているのは、キクやバラなどを栽培している切り花生産者だけではない。岐阜県(流通センター)のように、全国の有力鉢物生産者団体がMPSに取り組むことを態度表明している。しかし、まだ発足後間もない新会社である。この先事業開拓の面で多くの壁に突き当たることが予想される。また、JFMA会員の皆様からは、新会社に対して資金的なご協力を要請することもあるかもしれない。ただし、通常の事業としてみると、滑り出しは好調である。そのように皆様にご報告できることは幸せなことである。