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コラム

小川先生のコラム

2007年12月  「2007年を振返って -厳しい環境だからこそ力を合わせて!」

2007年も暮れようとしています。恒例により今年を振返ってみることにします。輸入花きの増大、エネルギーコストの急騰と日本の花き業界にとって、今年も厳しい年となりました。こうした環境の中で、不断の経営努力をしているかどうかで格差がついた年とも言えます。JFMAでは、花きの消費拡大を模索しながら、IFEX、MPS、各プロジェクトの推進に努力しました。消費拡大に向けては、念願のフリーペーパー「In Flower」の発行ができました。
 花育(はなごと)も指導者を育成するべく、さまざまな取り組みを試みました。法政大学エクステンションカレッジの講座、嬬恋サマージャンボリー、仙台、長崎ハウステンボスでの花育「はなごと」キャラバンを展開しました。また、花自販機、海外情報収集プロジェクトなども、新しいプロジェクトとして立ち上げました。すぐに結果に結びつくわけではありませんが、今後も小さな努力を続けていきたいと思います。今年も各プロジェクトには多くの方に参加していただきました。わたしたちの活動に対してあたたかいご支援をいただき、本当にありがとうございました。
 IFEXは、今年からガーデニング・エクステリア部門が一緒になり、GARDEXとの併催になりました。皆様のご協力で、アジアを核とした世界の有力展示会として、グローバルに認知されはじめています。従来の「商談の場」に加えて、情報発信の場、表現の場としての位置付けも見えてきました。来年は5周年を迎えます。日本の花き業界が一つになり、業界の発展に寄与していくものと確信しております。
 MPS-ABCは、最初の参加者が来年早々には認証を受けることになります。また、来春にはMPSトレード(流通向け)を市場・仲卸の数社が取得します。ABCとトレードが一緒になることで、生産から流通まで情報がつながることになります。MPSは環境負荷低減、トレーサビリティに寄与する認証システムですが、今後は品質向上にも大きな役割を果たすと信じています。うれしいことには、MPSーABCへの参加でシステム整備が進み、コストダウンが達成できたとの報告を生産者の方からいただいています。MPSへの参加を通して経営体質の改善を図るチームと、そうではないグループとの間で、効果(品質)と効率(コスト)の両面から最終的な収益に格差がつきはじめています。
 最後に、個人的に今年一番うれしかったことをご報告します。イタリア文化会館で「ミモザの日」のイベントを開催し成功させたことです。イタリア発祥の「3月8日」を、日本でも男性が女性にお花を贈る「花贈りの日」として今後は定着させたいと考えています。その他、日本からの花き輸出の可能性の検討、ロハス運動との連携など、今年は他の団体との連携を模索した年でもありました。こうした活動を、来年につなげていきたいと思います。  本年もJFMAへのご支援をいただき、本当にありがとうございました。