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コラム

小川先生のコラム

2007年7月  「コラボレーションが新しい地平を拓く !」

わたしたちJFMAのような非営利組織を成り立たせているのは、外の別組織との緩やかな連携である。資金も人材も限られているので、おのずと事業運営もイベント開催もコミュニケーション活動も、極論すればすべて他力本願で行くしかなくなる。NPO組織の生命線はコラボレーションである。上手な連携の組み方がJFMA発展の原動力だと自覚している。
 昨日(7月23日)も、リード・ジャパンとのコラボレーション事業、IFEX2007/GARDEX2007の出展者説明会が、東京ドームホテルで開催された。参加者は540人。会場のホールは満杯で、補助イスを使うほどの盛況であった。おかげさまで、4年目にしてIFEXの規模は大幅に拡大し、出展社も着実に増加している。しばしばJFMA会員の皆様からは、「あの電話、ファックス、メール攻勢はどうにかならないですか?」と、リードさんの営業姿勢に対して苦言を寄せられるかたも少なくない。しかし、わたし自身は、リードさんの営業があればこそIFEXは発展してきているのだし、商談が成立し現世的な利益があるからこそ、年々世界中から参加者と出展者の大量動員に成功しているのだと考えている。
 今年5月にスタートしたフリーペーパー「In Flower」の発行は、毎日新聞社のエコライフスタイル誌「planted」とのコラボレーション企画である。こちらのほうは、企画会社の「ニーハイメディア」が編集に協力してくれている。フリーペーパー(5万部)を雑誌に挟み込むアイデアから、このコラボレーションがはじまっている。plantedの編集スタイルとJFMAの活動理念がうまく合致して成り立っている提携事業である。
 この編集提携には副産物もあった。雑誌に挟み込む以外のフリーパーパーの約1万部を、花店以外の小売業チェーンにおいてもらいたいと考えた。知り合いの伝をたどって、サザビー(アフタヌーンティー・リビング、ティールーム)、ユナイテッドアローズ、なでしこ(着物のやまと)、田谷(美容院)、ウンナナクール(ワコール)などに、各2千部ずつ、フリーパーパーを店頭におかせてもらった。この先、JFMAを媒介として、フリーパーパーの配布でコラボレーションしていただいた各社が、新たに花事業で提携することになるかもしれない。
 法政大学とのコラボレーションについては、実にたくさんの事例がある。花育(はなごと)の活動は、 10月からはエクステンション・カレッジの講座として実施する。そもそもJFMAの母体は、法政大学イノベーションマネジメント研究センターの「花ビジネス公開講座」から誕生したものである。JFMAが主催しているモーニングセミナーも国際セミナーも、法政大学の研究開発センターやエクステンション・カレッジの協力無しには実現できない。とかくふだんの生活では忘れがちだが、たくさんの組織や多くの皆さんの協力によって、われわれの活動は支援されている。