会長挨拶

会長から皆さんへのメッセージ

会長

JFMAを創設したのは、21世紀に入る一年前、2000年5月18日でした。日本も世界も、そして花の業界も、大きく変わろうとしているときでした。まわりの人たちに声をかけてみると、わたし自身が感じている以上に、この業界を何とかしたいという思いを抱いている仲間がたくさんいました。そうした人たちは、海外の動きや日本の他の業界で起こっている事態を、冷静に観察していました。伝統的な花業界が抱えている問題点や旧式な商慣行の矛盾に気がついていた皆さんの思いを束ねてスタートしたのが、JFMAという非営利組織でした。

ところが、実際的に行動を起こすとなると、お金と組織が必要でした。わたし自身は明確な理念と希望を抱いて立ち上げたのですが、当初から何度も活動停止の困難に直面しました。会員数はなかなか増えていきません。唯一の活動資金源である会費収入が伸びませんから、やりたいこともままなりません。オフィスは、法政大学の研究室内で、電話もパソコンも個人所有のものを活用していました。事務局員は、専従職員の宅夏雄さんひとり。わたしの研究室秘書の久松洋子(当時)が、電話番と会計係を兼務していました。

おかげさまで、2004年からIFEXがはじまり、会費収入以外に活動資金が少しだけ増えました。2006年には、事務所を法政大学ビジネススクール6Fに移転させました。キリンビールを退職した松島義幸氏を専務理事(現在事務局長)に迎えることができ、2006年には子会社の環境認証会社「MPSジャパン」の社長を兼務していただくことになりました。

2020年5月、JFMAは創設20周年を迎えます。JFMAの発展はこれからです。

その後に事業領域が広がったおかげで、当初の目的である「花の需要拡大」に、ようやく取り組むことができる準備ができました。2011年に「フラワーバレンタイン」の活動に着手できました。JFMAが目指すべき本来の目的である「花のプロモーション」が本格的に始まり、その理念と活動は、「花の国日本協議会」(井上英明会長)が引き継いでいます。

これまでも紆余曲折がありました。2010年に、法政大学から事務所を千代田区四番町に移転させ、JFMAもMPSジャパンも再出発しています。JFMAが花業界に実質的に貢献できるようになってきたのは、設立以来、JFMAの活動にご支援、ご協力をいただいた皆さんのおかげです。日本を「花の個人消費世界ナンバーワンの国」にすべく、皆さんとともに力を合わせて、がんばりたいと思っています。

創立から20年が経過しました。業界の方へは、いまこそJFMAのメンバーになってください!と呼びかけています。思いを同じにする仲間をもっと多く集めたいと思います。生産者から小売店主の方まで、いまでも会員メンバーは、実に多様です。そして、現会員の皆さんには、今後ともJFMAの活動にご協力をお願いします。

わたし(小川会長)から、皆さんへのメッセージでした。

(2020年5月吉日)


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